Unity ReleaseNotes 勝手翻訳

Unity のパッチリリースの内容を勝手に翻訳するブログです。

2017.2.0p1

2017.2.0p1

公開日

  • 2017/11/06 (Mon)

ダウンロード

改善

  • 2D - Sprite から Physics シェイプを設定および取得するためのメソッドを公開しました。
  • 2D - テクスチャの読み込みによって作成された Sprite には、既定の Physics シェイプが生成されるようになりました。
  • Graphics - UI レンダリングに安全な領域を取得するための API が追加されました。 現在、iOS と tvOS でのみサポートされています。
    • iPhone X のセーフエリア対応がついにリリースされた感じかな?
  • iOS - iPhone 8, iPhone 8 Plus, iPhone X を識別するための enum を追加しました。
  • Shaders - 繰返し計算を避けるために、連結されたマトリックスマクロ(UNITY_MATRIX_MVP など)が static 変数に変更されました。
  • tvOS - 4K AppleTV 用のアイコンとスプラッシュスクリーンの設定をサポートしました。
  • XR - 前のフレームがプレゼンテーションを完了していない間に新しいフレームを開始するたびに発生する潜在的なスレッドストールを除去することにより、Windows Mixed Reality のパフォーマンスを向上させました。

修正

  • (947462) - 2D: アクティブな Tilemap パレット Prefab の更新が SceneView に公開されないように修正しました。
  • (951514) - 2D: Tilemap.ClearAllTiles() 呼び出し時の TilemapRenderer のタイル表示を修正しました。
  • (952556) - 2D: .NET 4.6 を利用しているユーザーアセンブリを読み込めない場合に、TilePalette を開いたときの TilePalette からの ReflectionTypeLoadException を修正しました。
  • (930830, 959526) - AI: タイル境界を横切る凹状のエッジによって生成されるナビゲーションメッシュの不要なギャップを修正しました。
  • (945953) - Android: GL_FRAGMENT_PRECISION_HIGH をサポートしていないデバイスでシェーダコンパイルエラーが起きる問題を修正しました。
  • (944091) - Android: UnityWebRequest で同名の複数レスポンスヘッダを設定することを修正しました。
  • (924891) - Android: パフォーマンスの低下を引き起こす互換性の問題があることが判明している2つの Android 6 デバイスの HTC 10 と LG G5 SE の GPU フェンスを無効にします。
  • (945292) - Animation: SpriteRenderer のアニメーションでスプライトとマテリアルの参照を同時に操作できなかった問題を修正しました。
  • (945035) - Animation: アニメーションの間のトランジションで GetIKRotation と GetIKPosition が不正な値を返す問題を修正しました。
  • (952170) - Animation: 参照がレンダリングからレンダリングに変更するとき、CurveField が Animation Curve を更新しない問題を修正しました。
  • (941945) - Animation: Animator.CrossFade() で遷移時間を設定できない問題を修正しました。
  • (948768, 947491) - Animation: アニメーションウィンドウから抜けるときに、真偽値のプロパティが正しく初期値に復元されない問題を修正しました。
  • (931359, 931267) - Asset Import: PSD が PNG と異なって見える PSD インポートの問題を修正しました。
  • (931944) - AssetDatabase: AssetDatabase.GetSubfolders が正しいパスを返すようになり、また引数として相対パスを受け取るようになったことを反映するために API ドキュメントを更新しました。
  • (942296) - Build: ビルドプロセスを誤って停止させる OnPreProcessBuild の例外を修正しました。
  • (941192, 958237) - Build Pipeline: BuildAssetBundles が OnPreprocessBuild コールバックから呼び出されたときに発生する BuildReporting::BuildReport::BeginBuildStep のクラッシュを修正しました。
  • (905397 918819) - Editor: 不正なメタファイルを持った CubeMap がインポートされたときのクラッシュを修正しました。
  • (948326 930624) - Editor: iOS プラットフォームで .NET 4.6 を用いる場合に、プラグインのインスペクタで Framework Dependencies が1つのオプションしか表示されない問題を修正しました。
  • (950172) - Editor: 管理対象インスタンスを持たないコンポーネントを Hierarchy にドラッグするとクラッシュする問題を修正しました。
  • (942923) - Graphics: Split Alpha を持つアトラス化された ETC1 テクスチャがプレイモード外でレンダリングされるよう修正しました。
  • (939897) - Graphics: 「オフスクリーン時に更新」が有効な SkinnedMeshRenderer がオフスクリーンでスキンされない問題を修正しました。
  • (950215) - Graphics: Animation で新たに表示される Renderer が無効になっているときのアサートを修正しました。
  • (None) - Graphics: ポイントプリミティブを使用しているときの OpenGL ES で GL_INVALID_ENUM エラーが発生する問題が修正されました。
  • (946068) - Graphics: SkinnedMeshRenderer にメッシュを設定できない問題を修正しました。
  • (942563) - Graphics: CustomRenderTexture の特定の変数がスクリプトで使用されている場合のクラッシュを修正しました。
  • (941334) - Graphics: オクルージョン可視化モードをズームインすると、ツリーシャドウが選択されてしまう問題を修正しました。
  • (944223) - Graphics: 別のオブジェクトを選択すると、プレビューウィンドウでレンダリングが無効になる "Dynamic Occludee" プロパティを持つオブジェクトがプレビューウィンドウでレンダリングが無効になる問題を修正しました。
  • (912323) - Graphics: テクスチャラップモード "Mirror Once" をサポートしていないグラフィックス API のエラーメッセージを追加しました。 (Android Vulkan, Android GLES3, WebGL)
  • (947342) - Graphics: 画面の位置が視錐台から外れている場合、アサートの代わりにエラーメッセージを出します。
  • (None) - Graphics: 画像バリアに関連する Vulkan バリデーションレイヤエラーを修正しました。
  • (941149) - Graphics: フルスクリーンに切り替えるときに、Vulkan の検証レイヤエラーを修正しました(Windows の場合)。
  • (948053) - Graphics: 要求されたすべてのシェーダバリアントが AssetBundle に行き着かない特定のケースを修正しました。
  • (932940) - Graphics: 固定 Assert の “Invalid mask passed to GetVertexDeclaration() when using post-effect” がカスタム Post Effect などでトリガーされるように修正しました。
  • (935463) - Graphics: 「オフスクリーン時に更新」が設定された SkinnedMeshRenderers のバウンディングボックスの更新が修正されました。
  • (942401) - iOS: 自動回転を無効にして有効にした後、画面が必ずしも自動的に正しく回転しない問題を修正しました。
  • (949032) - iOS: SystemInfo.supportedRenderTargetCount が、それをサポートするデバイスに対して正しく 8 を返すようになりました。
  • (949361) - iOS: 再生終了時の Handheld.PlayFullScreenMovie のクラッシュを修正しました。
  • (847499) - Lighting: Lightmap インポートの最大サイズの修正が追加されました。
  • (954747) - OSX: ローカルキャッシュサーバを用いている場合の High Sierra のフリーズを修正しました。
  • (941076) - Particles: "random between two constants" を用いている場合に、サブエミッタの生成が必ずしも発火しない問題を修正しました。
  • (950833) - Physics: PlatformEffector2D が Trigger Collider を含む全ての接触を無視するようにします。
  • (941024) - Physics: Rigidbody2D のスリープモードが "StartAsleep" に設定されているときに初期接触が起こさないようにします。
  • (953653) - Physics: Collider2D のマテリアルが変更されたときに、既存の接触がマテリアルプロパティにあわせて変更されるようにします。
  • (932044) - Physics: 1回のシミュレーションステップで接触先が停止してから再度開始した場合でも、 Collision/Trigger の Enter/Exit が正しく呼び出されるようになります。
  • (946307) - Physics: Disabled な Cloth Component を持つ GameObject が親の Transform に追従しない問題を修正しました。
  • (953068) - Scripting: Instantiate 時に Awake で誤った Transform を含む問題を修正しました。
  • (958250 955089) - Scripting: macOS 10.13 で複数モニタを使っている場合の起動時クラッシュを修正しました。
  • (951875 899729) - Shaders: モバイルプラットフォームでの陰の精度の問題を修正しました。
  • (935126, 941827) - Shaders: サーフェスシェーダ解析を実行するときにインスタンス化サポートを無効にします。
  • (927339) - Shaders: マスク演算子で bfi 命令を使用したコンピュートシェーダが不正に GLSL へ変換される問題を修正しました。
  • (943340) - Shaders: マスク演算子で resinfo を使用したシェーダが不正に変換される問題を修正しました。
  • (None) - Shaders: F32TO16 と F16TO32 opcode を扱わない HLSLcc シェーダの変換を修正しました。
  • (951780) - Terrain: AssetBundle から読み取り/書き込み可能でないテクスチャをロードするときのクラッシュを修正しました。テクスチャは読み書き可能とマークされていないと表示されません。
  • (None) - UI: uGUI 主導のプロパティにより引き起こされる多数のバグやパフォーマンスの問題を、2017.1 のプロパティシステムに戻すことで修正しました。
    • driven の訳し方が悩ましい…。
  • (None) - Video: VR と組み合わせたときの動画プレイヤーの CameraNearPlane CameraFarPlane RenderModes を修正しました。
  • (946124) - Web: UnityWebRequest で POST の KeyValue Dictionary が非常に長い値を含む場合の問題を修正しました。
  • (949038) - Web: WWW.responseHeaders が null を返す問題を修正しました。
  • (943241) - WebGL: MS Edge の検出を修正しました。
  • (946393) - WebGL: AudioSource.pitch がゼロであることに起因するゼロ除算を修正しました。
  • (949858) - WebGL: DSPConnection::setMix() が見つからなかった時の Timeline のクラッシュを修正しました。
  • (931829) - Windows: ProcessMouseInWindow によりスタンドアロンビルドでの最大 4ms の CPU スパイクを発生する問題を修正しました。
  • (899209) - Windows: 座標イベントの同期から外れる Windows タッチ入力イベントが修正されました。
    • イマイチ書いていてシックリ来ていないが、要するにタッチ入力が遅延する問題が直ったってコトかな?
  • (860330) - Windows: ゲームがロードされた後にカーソルの読み込み中アニメーションが再生され続ける問題を修正しました。
  • (946829) - XR: Landscape Right が無効になっている時に、強制的に Landscape Left になる問題を修正しました。
  • (931397) - XR: GLES2 か GLES3 を使っている場合に Cardboard で起動時に黒画面になる問題を修正しました。
  • (927404) - XR: Windows Mixed Reality で複数のカメラを使用する際の不正なカリングを修正しました。
  • (950519) - XR: Mixed Reality Portal を実行していない Editor で Mixed Reality アプリケーションを再生する際の Assert を修正しました。
  • (952039) - XR: Editor で Holographic のシミュレーションが動かない問題を修正しました。
  • (943109) - XR: Holographic エミュレーション中にコンソールでフレームごとに表示されるエラーと警告を排除しました。
  • (948814) - XR: Windows Mixed Reality でシェルが満開になった後に再生モードを切り替えると、エディタがクラッシュする問題を修正しました。
    • aftering blooming は満開後で良いのかなぁ…?
  • (956693) - XR: XR が有効な場合に "Unsupported texture format .." という警告が表示される問題を修正しました。
  • (None) - XR: Samsung S8 で動作する ARCore アプリの背景画像を修正しました。
  • (909869) - XR: InputTracking.Recenter が Windows Mixed Reality で正しくフックされるようになりました。
  • (942154) - XR: Windows Mixed Reality ヘッドセットでトラッキングロススクリーンが表示されなくなり、トラッキングロス時に他のプラットフォームの動作が模倣されるようになりました。
  • (945163) - XR: 境界が設定されていない場合、トラッキングスペースタイプは固定に戻ります。
  • (946714) - XR: トラッキングスペースタイプを Stationary に設定できる問題を修正しました。
  • (949193) - XR: 追跡中および追跡中のカメラ変換の変更は、他のプラットフォームの動作を模倣するようになりました。

既知の問題

  • (963224) - Graphics: 標準シェーダを使用して Vulkan API を使用した Androidバイス用のビルドを作成する際の特定のマテリアルに関するグラフィカルな不具合。
  • (966036) - Editor: 入力フィールドが Enter キー押下後にハイライトされる。